2016年常念山脈縦走 1,2日目 上高地~徳本峠 

2016年 常念山脈 縦走 

2016年8月20日から25日にかけて、北アルプスの常念山脈を縦走してきました!
ルート上高地まで夜行バスで行って徳本峠に登り、餓鬼岳まで縦走して信濃常盤駅から帰るというものでした。

いつもは普通に夏季休暇をもらって行くのですが、今回の休暇は休暇でも退職前の有休消化で得られた休暇でした。
台風が近づいていた時だったので天候が心配でしたが、ガスがちょっと多めなだけで基本的に下界よりも良い天気に恵まれましたよ。

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1日目

 この日は大阪から上高地まで夜行バスで行くだけです。
 アルピコグループのさわやか信州号を使ったのですが、かなりぎりぎりで予約取れました。
 最初見たときは予定していた日も別の日も全て予約が埋まっていたのですが、毎日チェックしていたら第一希望日に予約キャンセルが出たのか、残席1のところで予約が取れました。

 乗り換え無しで早朝に着くので到着初日からがっつり登山できるし、料金は繁忙期でも1万円前後なので電車とバスを乗り継ぐよりもお得ですね。
 他には夜行バスで名古屋まで行って、そこから電車で行くなんてことも考えていました。


2日目

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 この日は当初は上高地から徳本峠に行くだけの予定だったのですが、思いのほか早くキャンプ場に着いたので急遽予定を変えて、200名山の霞沢岳をその日の内に登ってしまうことにしました。
 おかげで当初予定よりも1日早く縦走を終えることになりました。
 
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 早朝5時半に上高地に着きましたが、やはり蒸し暑い大阪と違って上高地は涼しくて気持ちが良いです。
 大阪は半袖シャツ一枚でもかなり暑いのですが、早朝の上高地は上着を着ないと寒いほどでした。

 上高地のバスターミナルは大勢の観光客で賑わっています。
 予想以上にガチの登山準備をしている人が多く、上高地の登山人気の凄さを思い知らされます。

 とりあえずまずは上高地のシンボルである河童橋に行ってみました。
 やはりこの橋の上から見る梓川と穂高の山並みは美しいものです。
 険しい山々を越えてこの地を見つけた昔の人は、どのような思いでこの景色を見たのでしょうかね。

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 河童橋から明神を目指して歩いていきます。
 梓川南岸の道は未舗装の歩道となっていますが、かなり踏みしめられた平な道ですので、ほぼ遊歩道と言っても差し支えありません。
 各山小屋への車での物資運搬は北側の治山運搬路を使用しているのでしょうか。南岸道路には轍らしきものは見られませんでした。

 途中には小梨平という場所があり、ここには多くの施設があります。
 登山をせずにここでファミリーキャンプをするのも楽しそうです。
 もちろん登山者向けのキャンプ場でもあるので、大人一泊800円でテントを張ることも出来ます。

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 標高の高そうな森林を歩き、合間から梓川と明神岳の景色を眺めながら明神地区を目指します。
 明神を少し越えたところに、徳本峠への分岐があります。
 ここまでの道は登山者も多く行き交うものでしたが、徳本峠への登山道に入ると一気に人の数が少なくなります。
 
 しかしマイナールートでも何でもないので道は綺麗に整備されています。
 谷を登っていくので徳本峠直下の最終水場までは水の心配はしなくても良いし、いつでも冷たくて美味しい水を飲むことが出来ます。
 基本的に樹林の中を登っていきますが、樹間からは明神岳を望むことが出来ます。

 淡々と登っていくと、徳本峠に到着!
 徳本峠は昔から上高地に向かうクラシックルートの途上にあったようで、この小屋もかなり歴史のあるものだそうです。
 今は新旧の小屋が仲良く共存しているようで、趣があります。

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 大人テント一泊で料金は700円です。
 そこまで広いキャンプ場とはなっていませんが、意外にテントで泊まる人は少なかったので、広々とした場所にテントを張ることが出来ました。
 さて、テントを張り終わったときの時間は、朝9時くらいです。
 霞沢岳往復コースタイムは7時間で、夜行バスで来たので少し眠いです。
 徳本峠に二泊出来るほどの食料は持ってきていますので、このまま昼寝したりして時間を潰して一泊するのは全く問題は無いのですが…なんだか時間がもったいない気がしてやっぱりこの日の内に霞沢岳を往復することにしました。
 最小限の荷物をザックに詰めて出発。テントや寝具が無いので軽いです。

 霞沢岳へは最初にジャンクションピークまで一気に登って、そこからアップダウンを繰り返して近づいていきます。
 やはり寝不足気味だったのか、ジャンクションピークに行っただけで結構疲れました。
 もうすでに下山してくる人とすれ違ったりして、時間的にも体力的にも不安を感じながら進むことになり、余計な疲労感を感じていましたよ…。

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 ジャンクションピークからK1ピーク直下までの道はほぼ全て樹林帯の中だったので、久しぶりに見る高山植物に新鮮さを感じながら登っていくことが出来ました。
 だけどやっぱりちょっと焦りがあったのか、コースタイムばかり気にしてしまっていました。

 この日は雨の心配はほとんど無かったのですが、全体的にガスが多く、霞沢岳の山頂も綺麗に見ることがなかなかできませんでした。
 K1ピーク直下に来ると急傾斜の道となり、一気に体力が奪われました。
 道自体は綺麗なものなので危険個所は無いのですが…。

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 あともう少し、もう少し…としんどそうな雰囲気を醸しまくりながら孤独に登り、K1ピークに到着!
 ここも山頂同様に展望がかなり開ける場所ですので、ガスが無ければ穂高や槍を思う存分みられるはずです。ガスが無ければ…。
 また、このとき羽蟻の時期なのか、休憩していたらものすごい数の羽蟻に寄ってたかられました。
 別に刺したり噛んだりはしないのですが、色んな場所に入ってこようとしてうざすぎるので、あまり休憩が出来ませんでした…。

 K1ピークからはK2ピークも越えて山頂を目指すことになります。
 アップダウンはちょっとあるのですが、ガスが少しあるせいかもの凄いアップダウンをしなければならないように見えてげんなりしましたよ。
 実際歩いてみたらそれほどでもなかったんだけどね。

 霞沢岳山頂(2645.8m)自体はK1ピークとさほど変わらないものです。
 はあ、ようやく来れたよ。
 やったぜ、やったよ。だが、帰らねばならぬ。
 またあのアップダウンかよ。

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 アップダウンを繰り返しながら進んでいると、意外にガスが晴れてきました。
 すれ違う人はもういなかったので私がこの日で最後の霞沢岳登山者だったのですが、ちゃんと夕方5時までに帰ってこれました。
 帰ってくると夕餉の準備の時間でしたが、とりあえず私は休憩しました。つ、疲れた…。

 この日の晩御飯はカレーです。
 まともな朝ごはんを食べていなかったので、大盛りご飯でも平らげてやりましたよ。
 試しに鶏むね肉の干し肉を作ってみたのですが、やはりカレーで煮込んでも固いです。カルパスとか使うのが安パイですかね、やっぱり。

 暇つぶしにスマホを使えるか試してみましたが、流石に徳本峠でも電波は入りませんでした。残念。

累積標高差:登り約1750m、下り約810m
行動時間(休憩含む):10時間


3日目 徳本峠~蝶が岳に続きます。
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