ポポロクロイス物語2 感想 

ポポロクロイス物語Ⅱ   発売 ソニー

 2000年に発売されたPS1ゲームであり、ポポロシリーズ3作目のポポロクロイス物語Ⅱの感想を書いていきます。
 ポポロⅠから5年後、ポポローグから3年後、主人公のピエトロは大人らしさが出てきた15歳になっています。キャッチコピーは「2人の恋に、涙がポポロ」

ポポロクロイス物語II PS one Booksポポロクロイス物語II PS one Books
(2001/12/06)
PlayStation

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 まず戦闘ですが、システムはポポロⅠ同様、タクティカルコンバット制です。ただ、気力とダッシュクリティカルは無くなっています。ですので、少々戦略性は減っているかも?
 ポポロⅡでは敵の攻撃力が高く、そして味方の特技の攻撃力が高いです。つまり、ひたすら特技先手必勝な戦闘でした。通常攻撃だけでちまちま戦闘を行うとかなりHPを消耗してしまいますが、素早さ上げて特技を使えば簡単に勝利できます。エンカウント率はかなり高めなので特技を使いまくるとMPが無くなって来ますが、MP回復アイテムは簡単に購入できるので、あまり気にせずとも大丈夫です。
 特技は戦闘で得られるSPによって、どんどんレベルが上がっていきます。レベルが上がれば上がるほどダメージ回数や効果範囲や演出が変わっていくのは面白かったです。しかもクラスチェンジなんてものもあります。同じ技でも新鮮に使用することが出来ましたよ。
 難易度は、一部を除いて低めでした。特にラスボスは、弱すぎた…。マジカルロードで敵との戦闘を避けまくっていれば苦戦した可能性もありますが、雑魚とのエンカウント率高いし特技で一掃出来るので、ガンガンレベルは上がっていきます。基本的にレベルが上がればどの敵にも勝てます。ポポロⅠよりも全年齢を対象にした難易度にした、とのことなのでこのくらいの難易度になったのでしょう。
 う~ん、でもやっぱりポポロⅠとかポポローグのような戦闘の緊張感を味わってきたので、ポポロⅡの戦闘はあまり張り合いが無かったかな…。四天王もポポロⅠとポポローグに比べたらふざけたやつらばっかりだったし。ポポロⅠの四天王の真面目さは、今でも尊敬するレベル。

 ポポロⅠやポポローグでは戦闘時とアニメでのみキャラが喋っていましたが、ポポロⅡではイベント時のほぼ全てがフルボイス!しかも設定を変えるとメッセージウインドウ無し+ボイスありとか出来ますので、キャラの多様な動作も加わって、アニメを見ているような気分になりました。
 ボイスの容量が大きかったからか、ゲームの長さの割りにディスクの枚数が多かったです。何と3枚!2DRPGではかなり珍しいかと思います。
 フルボイスだったからそう感じたかもしれませんが、イベントシーン自体かなり多かったと思います。しかし個人的に、何でもかんでも喋ったり表現していたりしていたので、ちょっと情緒とかそういうのが少なくなったと感じました…。表現しきらないほうが良いこともある、と思います。ボイス無しでやったらまた別の感じになる?
 BGMもポポロⅠのほうが良いものが多かったかも…。ポポロⅠの意外に硬派なBGMが好きだったのだよ。

 ポポロⅠでもあったと思いますが、ポポロⅡでは街の人の個性がさらに強くなったように思います。どの街の人にも好きなこととかやろうとしていることとか色々あって、章毎に会話内容が違います。街の人の数だけサブイベントがある、そう言えるほどです。
 街のそこここにあるインテリアとかそれに反応するピエトロとか、近づくと音がする暖炉とか、そういうこだわりもかなりありましたね。
 私の持っている攻略本に原作者の田森さんへのインタビューが載っていましたが、「ポポロクロイス物語はピエトロ物語じゃない」そうです。一応ピエトロが主人公であり、彼が成長していく物語でもあるのですが、ポポロⅡでの彼は本当の王の宝を見つけようとしていました。おそらくそれは、ポポロクロイスを覆う広い愛のようなものだったのかと思います。
 ポポロクロイス物語を構成するものは、ピエトロだけじゃない。この物語に登場する全てのキャラクターが、それぞれの物語を育むことで作られた物語なんじゃなかろうか、と思います。だからこんなにも多くの登場人物に個性が割り当てられいたんでしょうかね。
 ED曲はものすごく良かったです。ポポロⅡに登場したキャラたちに思いを馳せながら、ナルシアの出生とピエトロとの種族を超えた愛も思い返しながら、爽やかで優しい曲を聴くのは最高でした。こういうエピローグを見るのはやっぱり好きなんです。
 
 全体的に言えば、ゲーム性はちょっと前作・前々作よりも落ちたと言わざるをえませんが、『ポポロクロイス物語』としての広い物語を楽しませて頂いたという点ではかなり良かったですね。



やりこみ記録★
・アルバムコンプリート
・モンスターカードコンプリート
・全アイテム入手
・全員の技レベルMAX


 アルバムコンプリートで気をつけるべきなのは、2,3,4,5章それぞれ内容の違うガミガミショー(特に4章)と、日の国のガマガエルに一度負けること、でしょうか。それ以外は5章で取り返しがつくと思います。
 5章になるとギルバートに乗って色んな場所に飛んでいけますが、コトリコ島と妖精城は時期限定ダンジョンです。そのためそこに登場するモンスター全遭遇と、ドロップアイテムの収集をしておかなければなりません。コトリコ島では、ツインヘッドのかがやきのウロコ、ホワイトアントのすいがらが要注意。妖精城ではウィルオウィスプのひかりのたま、リザードマンのカタナとトカゲの黒焼きが要注意。
 時期限定の店もありますから、アイテムコンプリートも注意する必要があります。サーカスの露店、ガミガミシティ崩壊前、黄金郷ピピカに気をつけましょう。その3箇所はちょうど高価なものが売っているので買い逃し率も高いです。

 モンスターカードは通常色だけでなく、所々に銀とか金とかありますが、どうしてそんな違いがあるのかはよくわかりません。ネット上を探し回っても答えは出ませんでした。よく見るとカードが閉じているときにすでに色が決定しているようですから、敵を倒した数とかそういうのは関係ないようです。製作途中で何かしら頓挫したのでしょう。
 
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