エマ4~6巻 感想

雑記
 ううっ…天気が悪いからってだらけすぎた…
 充実な一日を送るためにはある程度の焦燥も必要なんじゃないかと感じてしまった。
 でも、焦燥感を感じない時って、所謂「幸せ」?

4巻

img074.jpg 上っ面の上流階級になろうとしているウィリアムですが、疲労と空虚感がゆっくりと溜まってきて、エマのことを思い出してしまうシーンは、なかなか見ていて辛いものがあります…。
 ウィリアムに思いを寄せているエレノアは可愛いんですが、結局その恋は実らないという結末が見えすぎるくらい見えていて、こちらも読み進めていて辛いですわ…。エレノア良い娘なんだが、相手が悪かったか…。後、ウィリアムはこのときどういう心境だったんだろう。エマのことを思い出して涙を流していたのに、この婚約でエマのことはきっぱりと諦めるということですからね。感情的には諦められない、でも理性的に諦めるしか無いんだ…という感じなのですかね。
 4巻最後はウィリアムとエマが偶然再会してしまったという、最強の引きで終了。もうウィリアムは婚約しちまったのに、どうなることやら…。


5巻

img075.jpg 5巻最初はウィリアムの両親の若い頃の話。絵柄がいつもと違っていますが、これはベタを使ってないからそう感じるの?父のリチャードが「成り上がり」と言われてパーティーで孤立するシーンは心が痛すぎる…。「はーい、みんな~、二人組み作ってね~」のときの恐怖に近いね、アレは。後、子供たち可愛い、特にヴィヴィアンの泣き顔…gff。
 ウィリアムとエマの文通、そしてウィリアムがエマの勤め先を訪ねて二人が熱い抱擁を交わすシーンは、何とも恋物語らしくて、「耳をすませば」視聴後のような感覚がやってくるよ…。ドラマチックで良いね、素晴らしいね。個人的には何だか空しくなってくるけど!
 しかし、ウィリアムとエマが仲睦まじくしようとすればするほど、エレノアが不憫に思えてきます。本当、エレノア自体には全く落ち度が無いんですからね。この先を見るのが怖いっす…。


6巻

img076.jpg 4巻の婚約時から危惧されてきたことが起こった。結局、ウィリアムが自分からエレノアの婚約を破棄。しかもエレノアの反応が、最も良心が痛むような反応!うあー、やっぱりつれーですわ。つらい…つらいけど、これはどうしようも無いな…。
 ちなみにこの記事に載っている画像3枚並べると、ウィリアムがクソ野郎に思えてしまいます。まあ本当は彼なりの深慮があるんですがね。自分の感情と、人生におけるその意味とかを、色々。
 ウィリアムと父が論争するシーンはかなり迫力があります。父は、「この地位がいかに重要でいかなる責任を持っているか」を説き、ウィリアムは「感情は何のためにあるのか」ということを説いてます。この二人の論争は、夏目漱石の「エゴとその影響」を書いた小説に少し似ています。そう言えば明治時代は日本の産業革命、エマの時代も産業革命の時代です。革命の時代だからこそ、こういう「人間のあるべき姿を再度説いてみる」という空気が発生するものなのかもしれませんね。

 余談ですが、誘拐されたときのエマがセクスィー!少し湿り気を帯びていそうな髪の毛が顔にかかっているのって、何だか良いと思いません?

1~3巻

7~9巻
10巻&総括

テーマ : 漫画 - ジャンル : アニメ・コミック

web拍手 by FC2
同じカテゴリの記事(ランダム)
コメント
コメントの投稿
はい!