小説「豊臣秀吉」 2巻 感想

雑記
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 「自分は基本インドア派だから、3ヶ月くらいどこかに旅行しなくても大丈夫だろ!」と思っていたら、1ヶ月半で限界に近づいてきた!
 やべー!ストレス溜まる!


2巻

 2巻では、遂に秀吉が信長の家来になって奉公を始め、今川義元との戦いでその力量を見せていくことになります。
 2巻のあらすじは、最初は、秀吉の妻だと偽ってスパイをしていたお春の死。秀吉も彼女も、本気で愛し合うようになっていたのですが…。その後秀吉は長篠の城から、偽りの姫と一緒に甲府へ行きますが、すぐに信長の居城である清洲城の、城下にある市場にやってきます。
 市場で秀吉は、前田犬千代(前田利家)織田信長と出会い、接触をすることが出来ました。二人が帰った後、秀吉はそこでさらに将来の妻となる寧々と出会い、前田と信長との出会いのときにした行動を諫められます。
 その後、信長の家来になるため前田ともう一度接触し、前田を策にかけて秀吉に一目置かせ、さらに信長と前田二人だけが一緒にいるときに自分の知識と頭脳を発揮し、信長の家来になることができます。と言っても、役職は奉公人の中でも最底辺のものと言っても良いものでしたが。
 奉公が始まると秀吉は必死に働き、信長以外には扱うことが出来なかった馬を扱ったりするなどして、さらに一目置かれるようになります。それとは別に、寧々には前田との縁談があったのですが、家来の一人が一人合点しているだけだったので、どうしたものかというときに、秀吉が策を与えて解決したりもします。
 その後、秀吉は信長と一緒に策を考えて、駿府の今川義元との戦の準備を始めます。秀吉は、台所奉行となっていろんなところに「味噌を買う」と言って、近隣の野武士に協力を求め、村の祭りに参加するように呼びかけます。村で祭りがあると、信長はそれに参加し、祭りの中で野武士の頭と会って協力させようとします。
 桶狭間の戦いでは、人数は信長勢の圧倒的不利でしたが、天候と策によって今川勢を打ち破ることに成功します。戦の前である事件を起こしてしまって追放された前田は、ちゃんとこの戦にも参加していて陰で功労者となります。
 戦の後、秀吉は寧々と結婚。周りの人々は秀吉が付け上がらないような悪戯をしたりしながらも、祝福します。結婚後、秀吉はすぐに城奉行となって壊れた城を直すことになります。2巻はここで終わり。

 2巻でも秀吉の無謀とも言える、行動力のありすぎる行動にはハラハラしますが、よく秀吉の行動の被害者となってしまうような真面目すぎる前田が哀れで、可愛い…。よく秀吉に騙されたり、裏でありもしないような評判立たされたりと、真実を知れば秀吉を叩っ切ってしまうかもしれませんが、そのようなことをほとんど理解せずに秀吉を一目置いて信頼しています。前田は、信長に嫌われても戦で奮闘していたりと、かなり真面目で裏表の無い誠実な人であり尊敬できるのですが、どこか、イジられやくっぽいなww
 秀吉の妻となる寧々は、秀吉よりもかなり年下ですが、秀吉に啖呵を切ったり諫めたりしており、もうすでにカカア天下っぽいです。まあ、寧々の言っていることは全く間違いではないので、男を出世させるという意味では大和撫子を体現していると思います。
 この巻では存分に秀吉と信長のコンビの強さを発揮してくれています。この後、美濃攻めが始まるのですが、秀吉と信長はどのような策を用いてくるのか、楽しみです。


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総括

豊臣秀吉(2) (山岡荘八歴史文庫)豊臣秀吉(2) (山岡荘八歴史文庫)
(1987/01/06)
山岡 荘八

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