ニニンがシノブ伝4巻 感想&総括

雑記
 ラノベやエロゲでよくある展開で、異世界のようなところから来た美少女が現代社会の文明に驚いたり失敗したりするのってあるじゃないですか。例えば、テレビに驚いたり家電に興味持ったり。
 それって、自分に特別な能力が無くて何をするにも人並み以下しかできなくて自信が持てないオタクたちに、簡単にキャラに優越感や保護欲を持たせたりする効果があるのかも。
 もしこの推測が正しいのなら、そういう展開好きな人って、ロリコンの気があると思うんだ。ロリコンも優越感や保護欲を持ちたがるやつらだし。ロリコンの自分が言うんだから、間違っては無いだろう。



4巻

img049_20110129233259.jpg 最終巻です。が、最終2話以外は普通の話です(この漫画は普通じゃないが)。1~3巻同様、ギャグのキレは変わっていません。連載期間は長いのに才能が枯渇しないのは凄すぎです。
 パンツをラジコンヘリで没収したかと思うと実はそれは富士山の絵であり、音速丸は「騙すほうも騙されるほうもどうかしてるぜ」と言うギャグ。もうね…作者は一体何段ギャグまで考えてるんだよ!?と叫びたくなりますよ。パンツが飛んでいく、パンツは富士山の絵だった、音速丸の状況を把握しすぎている突っ込み。完璧だな、マジで。っていうかこの漫画はこのくらいのレベルの(変な)ギャグがわんさかあるので、作者を尊敬するあまりに作者の頭の中を心配してしまいます。
 最後の最後に音速丸が、「ウケ狙いで車体にアニメ美少女がプリントされたライトバンで帰ってきたら、運転誤ってさっきガケに転落した」と言うんですが、それって去年あった、『痛車が崖から転落し全損 警官「ミクですよね!」 運転手「かがみっくです」』の事故とほぼ同じじゃねーか!スゲェー!古賀さん漫画内で予知しちゃったよ! 
 とりあえず、4巻の感想はこれで終わり。

総括
 いつもは総括で漫画のテーマとか色々考えるのですが、この漫画に限ってはテーマを考えるたりすること自体がこの漫画に対して失礼なような気がします…。つまり、ニニンがシノブ伝の設定だのなんだのについて何か考えるときには一瞬たりとも真面目になってはいけないような、この漫画は底抜け(というか底なし沼的?)に明るく楽しくして読者を楽しくさせることが目的のようなので、読者は作者の意図に従って作品を楽しめばいいというわけで。
 全体的に見ると、この漫画はオタク的なギャグやシモネタや童貞くさい自虐などがほとんどっぽいですね。シノブちゃんのギャグは天然な感じで、見てて癒される…。音速丸や忍者達のギャグにはシモネタがかなり多いのですが、どれも全く生々しいものではなく、小学生が読んでも安心!な健全(?)なものばかりだったと思います。ここまで生々しくなくかつ童貞っぽいシモネタは、読んでいると何か癒されるような気がしてなりません。最近テレビをつけると、夜10時くらいなのに女の子が「Hのときに彼氏が~」とか言っていたりして、正直見てられません…。私はそういう実体験的な生々しい話を聞くと嫌悪感が湧いてきて、気持ち悪くなってきます。その点、この漫画は違っていて、シモネタの中に一切のリアリティが無く、どの発言や行動の中にも「本気の下心」というようなものがなく、ギャグのために下心を発揮しているだけな感じがします。何と言うか、後を引かない清々しい下心?
 後、この漫画は1ページの中に多くの言葉を入れて笑わせるタイプのギャグ漫画なんですが、作者の言語センスには脱帽せざるを得ません。どこのページを開いても名言があるという、この詰め込み+クオリティの高さは、一生かかっても私が作者に適うことはないでしょう。まあ、あえてマイナスポイントを言えば、どのページもテンションMAXなので全体的にメリハリが感じられないといったところか。どのページも濃いから一気に読むと疲れたりします、が、自分のテンション低いときに読めば楽しくなってくるので、やっぱりずっとテンションMAXなことはマイナスポイントじゃねーや!

 ネット上でもいまだにネタになったり尊敬されたりする「ニニンがシノブ伝」、深みは無いけどオススメの漫画です。

1~3巻 感想

ニニンがシノブ伝 (4) (Dengeki comics EX)ニニンがシノブ伝 (4) (Dengeki comics EX)
(2006/05/10)
古賀 亮一

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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

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