虚ろいの都 感想&考察

これまで更新が途切れていましたが、また更新が途切れそうです。

ですが時間が空けばちょくちょく更新はするつもりです。


長期旅行に行っている間は電力がもったいないから、要冷蔵のものを全部食べて、冷蔵庫の電源を切り、冷暗所保存のものを冷凍庫に入れていました。
そして帰ってみると・・・・

冷凍庫の霜が全部溶けて中が水浸し!
おまけにカビが大量発生!

もう処理が大変・・・



戦闘

 作者さんが言うに、このゲームは戦闘のアニメーションにこだわりすぎてシナリオをおろそかにしてしまった、とのことです。シナリオがおろそかになったのは非常に残念なことですが、それを無視できるぐらいに戦闘のクオリティは高いです。

 戦闘は横スクロール型。コマンドには、攻撃、スキル、チャ-ジ、逃走の四つ。他にもスキル変更とサーチがあります。アイテムコマンドはありません。
 
 戦闘はフルアニメーションで、敵と味方が動く動く!攻撃するときは、敵or味方が相手に寄って行って攻撃をしたり、後列キャラは何か飛び道具っぽいもので攻撃します。
 それだけで戦闘が飽きないような感じなのですが、この他にもこの戦闘スタイルを生かした面白いシステムがあります。
 
 味方が攻撃しようとすると、一瞬「!」が出ます。このときに決定ボタンを押すと、テクニカルヒット、APが貯まります。
 キャンセルボタンを押すと、もう一度攻撃ができます。その攻撃のときにもタイミングよくボタンを押せばさらに攻撃ができます。連続攻撃は無限ではありませんが、TCの数だけ攻撃ができます。例えばTCが4のときは4回まで連続攻撃ができます。
 
 ただタイミングを合わせればいいだけですが、それが実に難しい!攻撃のついでにAPを貯めよう、と思ってもミスをすることが多々あります。連続攻撃してやろうと思ってやってみると一回で終わるときもあります。
 ですが、実はこれ、コツがあるんです。それは、「!」が出る直前辺りでボタンを連打することです。私がこの方法を聞いたときは、本当にこれで大丈夫なのか?と思いましたが、本当にこれで大丈夫でした。おかげで10HITとか出るようになりました。
 タイミングよくボタンを押せなくて敵を倒せない人は、この方法を試してみてはどうですか?

 攻撃も面白いですが、スキルも高クオリティです。このゲームにはMPが無く、スキルを使用するには戦闘中にAPを貯めなければなりません。APの貯め方には基本的に2種類あり、一つはチャージの使用、もう一つはテクニカルヒットを出すこと。まあ私はチャージではAPが貯まりにくいのと、攻撃しながらのほうが効率がいいということで、チャージはほとんど使いませんでした。
 で、スキルには色々なものがありますが、その全てが私にとって初めて見るようなアニメーションです!もしかしてフリー素材とかツクールの中に入っているものは使っていないんでしょうか?もし使用しているのなら何かのゲームで被ることがあるんですが・・・
 スキルはたくさんありますが、どれもど迫力なので全部見てみることオススメです。敵がやってくるスキルにも注目です。

 まだ他にも特徴はあるのですが、文章が冗長になりそうなのでやめときましょう。

システム

 このゲームには寄り道ができるように数々の面白いものがあります。破壊すると色々な美味しそうなアイテムが手に入るタル、依頼をこなせるイルミナート、隠しダンジョンなど、やりこみ好きの私にとってはよだれが出そうなシステムです。私のやりこみは、単にレベルMAXとかそんなのではなく、本筋とは関係ないダンジョンの探索とかです。
 
 町などにタルがあるのですが、一度壊したタルからもアイテムを得ることができるので、無意味に壊しまくっていました(笑)爽快だからしょうがない。
 イルミナートで依頼をこなすのも面白かったですね。アークザラッドのように依頼の種類はそんなに多くないのですが、このゲームの長さを考えるとちょうど良かったです。
 
 RPGの王道(?)となってしまった隠しダンジョン。このゲームの隠しダンジョンは隠しダンジョンらしく、敵がものすごく強い!そのダンジョン内で超強力な武器が手に入るのですが、それを手に入るまでが難しい・・・まあ敵からは逃げればいいのですが。
 隠しダンジョンの奥にボスがいるのですが、そいつを一度倒しもういちど奥に行くと、さらにボスが強くなっています。そのボスの強さは、レベルMAX、装備最強にしてやっと互角に戦えるほど!手ごたえがあって大分面白い戦闘になりました。


ストーリー

 このゲームのストーリーはユダヤ教をモチーフにしているらしいので、wikipediaでユダヤ教について勉強してみましたが、なぜユダヤ教でこのようなストーリーになるか理解できず・・・確かに選民思想とメシア(救世主)が出てくることは分かりますが、ストーリー上で作者さんが一番強調したいのはもっと他のことだと思います。

 このゲームには、グロと青臭さと悲しみが詰まっています。直接的な描写もありますし、間接的な描写もあります。

ニク・・・ニク…


 これはグロの最たる例ですね。もしこれが3Dならバイオハザードそのまんまじゃないか!
 このシーンは、一般人が教団によって誘拐され、虚獣にされようとするところです。


運命?

 そしてこれが教団により虚獣にされてしまったシーンです・・・
 このシーンは悲しすぎるのであまり見たくないのですが、この物語の肝となる場面ですので必見です。感動すること間違い無しです(泣)家族思いのテムルが自分の手で家族を切る羽目になってしまうとはね・・・彼の悲しみがどれほどのものかが伝わってくるでしょう。



と、このように、世界の破滅に対して人間がどのように行動していき、悲しい運命に出会ってしまうというのがこのゲームのストーリーの主流かと思います。世界の破滅に対し、それに対してやけくそになったりいつもどおり生活する一般人、永遠の闇は世界の浄化であり次代への胎動であると信じる教団、そして自分たちのために戦う主人公たち。

 世界の破滅やら再生やらで複雑に見えるストーリーですが、最初に述べたように、このゲームで強調したいのは別のことです。

それは、人の意志

 人がどのように行動を起こすか、どのように不条理な現実に立ち向かっていくか。それら全ては人の意志が起因としています。意志というのは時には絶大な力となり、人の願いを叶えることができます。
 このゲームの台詞中には、人の意志の在り方について数多く出てきます。特に私が気に入る台詞は、ラスボス直前にテムルが言った台詞です。

「俺は戦う一般人だ!」

 世界を救う勇者でもなく、世界を破滅させたりするわけでもない主人公の台詞。彼はただ自分の幸せのために戦っているだけで、それは幸せを願う一般人とあまり変わりません。ただ一つ違うのが、彼は戦っていることです。意志が弱い人間なら、世界の破滅を指をくわえて見るだけですが、意志がある人間は違い、彼らはどうにかしようと努力をするのです。単純なことですが、そこが決定的な違いです。
 世界の破滅を救うとかじゃなく、単に自分の幸せのために戦う・・・なんと人間的でしょうか。何かを超越したような人間たちよりも共感を覚えます。


人は誰でも、幸せになりたがる

 人は誰でも幸せになりたい・・・だからこそ意志を持ち、行動を起こす必要があるのでしょう。

 このゲームは人間の欲望の根底にある、意志と幸せになろうとする感覚を、ユダヤ教をモチーフにした世界で描写したのでしょうね。




考察

 どうせ全部は解決できませんが、疑問点のまとめぐらいはしておきます。

・なぜエリーゼはゴーレムなのか?
 エリーゼという存在そのものがもともとゴーレムだった?
 OPでエリーゼとテムルは出会っている

・エリーゼにはどのような能力があったのか?
 世界の再生?

・帝の目的は何か?
 End1で救世主無き世界になったとき、結果的に目的は達成されたと言っている。

・メディナの人間(例:ナルセスの妻)はなぜ一箇所に集められていたのか?

・End1で出てくるエリーゼの横にいるクラビス以外の人間は誰か?

・OPのドイツ語は?
エキサイトで直訳すると、
 淀んだ水の上でグラグラしている水膨れ
 神で測定される生命
 信念は変動します
 時間を超越した事実?

・End1ではどうやって世界が復活したのか?
 レムリアにたどり着いた?

・ザクスゼリクの創世の方法は?
 選民?

・帝はどこにいるのか?
 世界が永遠の闇に覆われていても生きている。
 ナルセスはどこからでも帝の場所へ行ける。
 別次元?レムリア?

・虚獣とは一体何なのか?
 普通のモンスターとは違う。強い。
 虚獣に倒されたものは虚獣になる。

・なぜ教団は虚獣を作り出そうとしたのか?
 世界の破滅を促進させるため?選別?

・エリーゼのゴーレムはなぜ寺院地下にいたのか?
 ザクスゼリクはエリーゼのゴーレムについて知らなかった。

・ツァディークとは何者?
 能力を持っている。




やりこみ記録
・全キャラレベルMAX
・全アイテム入手
・全スキル入手

パーフェクト!

テーマ : フリーゲーム - ジャンル : ゲーム

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