るくるく 1~3巻 感想 

雑記
 2011年始めての記事ですよ。
 年末年始は実家に帰省していたんですけど、帰省している間に冷蔵庫が壊れてしまっていました。
 保証書はどこかに行ってしまったから修理を頼むと最低1万円くらいは請求されるんだろうな~と思いつつ修理をWEBで頼んでみると、なぜか無料で修理してくれた…。確かに冷媒関係が故障した場合、保障期間内であればメーカーが無料で修理してくれるんでしょうが、それは保証書があるという前提のもとですからね。こんな適当な感じでいいの?
 なんか釈然としませんが、まあ、良かった良かった。

1巻

img021.jpg 月刊アフタヌーンで連載されていた、あさりよしとおさん著作のるくるくについての感想を書いていきたいと思います。
 簡単なあらすじはというと、さえない男子学生の六文のもとに可愛い少女の悪魔がやってきて、一緒に暮らすことになった!という、設定だけ見れば典型的なオタク漫画です。
 しかし、蓋を開けてみればブラックユーモアやシリアスな皮肉、作者の雑学博学がいかんなく発揮された、一般向け(っぽい)漫画でした。まあ、実際るくは可愛いので、オタク向け漫画としても見れる漫画だと思いますけどね!

 普通、天使は良いやつで、悪魔は嫌なやつな印象を私たちは持っていますが、この漫画の中では、天使は自分の正義を押し通そうとして人間にも危害を加えているやつら、悪魔は人間に(それほど)危害を加えないやつらとして描かれています。
 盲目的に神様を信じて、他の宗教に攻撃的な信者なんて、傍から見れば実際この漫画に出てくる天使のようなもんなのでしょうかね。


2巻

img022_20101201172916.jpg この漫画はただ単純に楽しめるような漫画ですが、いろんな伏線がどのように回収されるのかが楽しみでもある漫画ですね。例えば、六文がどうして過去を覚えていないのかとかね。
 1巻でもでしたが、るくのドジっ子っぷりは見ていて楽しい、というか笑える、というか萌える!「回覧板回しといて」と言われて、手で回し続けるシーンは、普通の萌え漫画でもなかなか無い斬新なものでしたよ。やはりこのようなところに作者の力量が如実に表れますね~、多分。

 2巻ラスト、地獄にもう人を入れられないということで、悪人を助けて被害者を増やしてしまうという話は、なかなか後味悪かったです…。
 普通の漫画なら努力すれば報われるものなのでしょうが、るくは不器用ながらも努力しているのに報われないというこんな話。何か教訓めいたものがあるような話で、るくもしくは他人の未来を表しているようにも思えました。


3巻

img023_20101201172916.jpg るくとヨフィエルとの戦いで、るくに天使の羽があるように見えました。これは一体?

 この巻から「悪魔として正しい悪魔」が出てきて、少し哲学チックな話も出てきます。「悪魔」は六文の背中を押して、欲望を叶えさせようとします。もちろん、その欲望は社会的に許されないことです。
 しかし、少しでもその欲望を持ったのは六文で、悪魔はその手助けをしただけ。

悪魔は人間の願いを叶えるために力を貸す。だが、その願いそのものが人間を滅ぼす。


 諸悪の根源とも言われる悪魔でも、人間に呼ばれなければ出てきません。
 では、天使や神も人間に呼ばれなければ出てこないのでしょうか?人が神を欲するとき、それはおそらく自分の願いを叶えたいと思うときでしょう。神も悪魔も、人間の欲望を叶えるために出てくるのか?神を欲するか、悪魔を欲するかは、欲する人間自身が自分の欲望を正義と悪のどちらに判断しているかによるのでしょうか。


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