寧比曽岳、黍生 登山 

2009年11月7~9日にかけて、奥三河の山を7つ登ってきました。

 林道脇でテント張って寝たのですが、深夜に「ザッザッ」という音が聞こえて激しく不安でした。猪ならまだよかったのですが、もし熊なら下手していたら死んでいたところですね。それに今秋ですから熊も食料探しにやっきになっていることだし…やっぱり野宿怖いなぁ~
 野宿場所は少し湿っていましたが、葉っぱが多かったのでふかふかですしテントの底が濡れることは避けられました。ものすごくワイルドな場所でしたが意外に快適に過ごせました。

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三日目
 寧比曽岳

nebisodake.jpg稜線ではもう落葉している

 朝起きて、寧比曽岳への登山口の大多賀峠西にある駐車場に駐車して出発。まだこのとき日の出前でした。
 一番最初は間違えて伊勢神峠への東海自然歩道を行ってしまいました。寧比曽岳への登山口の左横に、「伊勢神峠→」と書いてあって紛らわしかったです。まあすぐに気づいたので大幅なタイムロスは避けられました。
 登山道は東海自然歩道として整備されていますし、結構有名な山らしいのでかなり歩きやすい道になっています。道も広いので誰かと来たときは2列になって歩けるほどです。
 杉の植林帯を通って、階段を登ったりして進んでいくと、徐々に稜線上にありがちな照葉樹林っぽい植生になってきます。

恵那山が見える寧比曽岳山頂

 植林帯は針葉樹林帯ですので葉っぱがあって少し暗いですが、稜線上の植生では冬に落葉するような樹木が多いので日の光が登山道に差し込んできます。まだ紅葉の季節なのに冬に暖かい場所で登山をしているような清々しい気分でした。今年と去年の名古屋近郊の冬の登山を思い出して懐かしい。
 傾斜は結構急なところが多く、階段歩きが続いてうんざりする場面もありました。単にこれまでの登山で足を疲れさせていただけかもしれませんが、結構へばりました。
 明るい稜線上を歩いていくと寧比曽岳(1120,6m)に到着します。頂上には屋根付きの休憩所とベンチとテーブルがあってかなり居心地が良いです。展望は、所々にある木を除いてかなり大雑把に言うと、360度見渡せるほど開かれています。
 アルプスまでは見えませんでしたが、恵那山や伊吹山、それにおそらく三河湾まで見えました。年中登山者が多いのは、やはり景色の美しさからなんでしょうね。

山上の庭園 開放的で居心地がよく、それにこの時間には誰一人いなかったので山頂の休憩が予定より長引いてしまうほどでした。
 下山は往路を戻ります。試しに携帯音楽プレイヤーで音楽を聴きながら下山してみましたが、やっぱり登山は風の音や鳥のさえずりを聞きながら歩くほうが楽しいですね。
 実コースタイム(道迷い含む)は1時間40分。ガイドブックでは2時間でした。


 黍生

kibyuu.jpg黍生登山口

 黍生(きびゅう)は東海地方の中でも紅葉でかなり有名な足助にあります。標高はかなり低い里山ですが、周りに大きな山が無いので意外に景色がよくて良い感じの山です。黍生はもともと山頂に城が建てられた要塞みたいなものでしたが、今は城の跡はほとんど見る影も無く、ただ頂上に平坦な土地が残っているだけです。
 足助は有名な観光地ですのでバスで行こうと思えば簡単に行けますが、そういう公共機関に全く慣れていない私はもちろん自力で行きます。
 登山口へは、国道153号線から市道358号線に入ってすぐにある右へと登っていく道に入り、進んでいくと少し広い未舗装の土地があります。駐車場かどうかは全くわかりませんが、人の気配ないのでここに駐車できるかも?
 そこから歩いて進むと土管に「黍生登山口」と書かれてあり、脇には登山用の木の杖があります。借りたい人は借りてみましょう。
 この山も電力会社が使う道に沿って登っていくことになります。

砂金のある水場黍生山頂

 登山道は歩きやすくて良い感じです。林の中に入ると急に暗くなって里山とは思えないほど山の中な感じがします。
 ちょっと一息つこうとするところに都合よく水場があります。岩の中から湧き出ているような不思議で霊的なものを感じる水場です。この竹の水路の中には砂金がきらきらあったので驚きです。量は少ないのですがここまで純粋な砂金を見たのは初めてなので、見れてよかったです。でも…砂金取りってどういう地域にあったんだろうか?ちょっと調べてみたい。
 水場から登っていくと所々にクモの巣があってむかつきましたが、それほど人がいないということで静かな山行を楽しめたので結果オーライです。作業道を横切ると暗い林から明るい稜線上の林となります。そこから少し歩くと、黍生山頂(374,4m)に到着です。山頂は標高の割りにかなり広い範囲を見渡すことが出来ます。まあ展望台みたいなもんでしょうか。
 山頂にはかつての黍生城の縄張りとここで行われる祭りについての立て札があります。それらを読みながら過去の思いに耽り、美しい景色を見る。これも登山の醍醐味です。

今まで登ってきた山これから帰るべき場所

 とりあえず今回の2泊3日の奥三河登山はこの山で終了です。家でゴロゴロしているよりはるかに有意義な時間を過ごせたように思えました。このときには白鳥山を登ったのが1週間以上も前だと普通に思えましたからね。かなり濃い旅行でしたよ。
 こういう思いに耽ることが出来たのも、黍生から見える奥三河の山々への展望からです。うむ、この山を最後に選んでよかった。

 じゃあ名古屋に帰ろうか。下山は山頂東側から降りていきます。作業道を横切って進んでいくと、鉄塔への道がかなり入り組んでいてガイドブック通りのコースを把握することが出来ませんでした。ですので下山時のコースは自己流です。
 とりあえず下山時は下に降りていきゃあ大丈夫です。落ち葉が溜まってぼすぼす進んでいくことにもなりましたが、このワイルドさが楽しい。そして適当に進んでいくといつの間にかちゃんとした道に出ています。そこから駐車場まで歩いていって、山行終わり。
 実コースタイム1時間。ガイドブックでは2時間5分、でもコースは同じじゃあない。

 よし!今回のように2泊3日で7つの山を登っていけば、半年以内に全部登れそうです。
 これにて、今回の登山、終了っ!☆

一日目
二日目

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