ククルカン4~6巻 感想 

雑記
 寒い…
 しかしこういう時期に外に出ると、全てが沈着してしまったような不思議な感覚がある。
 悲しいんだか、寂しいんだか、切ないんだか。
 けいおんの番外編、「冬の日」の雰囲気みたいかも。


4巻
つばさの本心は? 4巻ではリプトンに対するつばさのフラグが立ったのか!?と思ったらつばさの最も大切な人が現れて、一筋縄ではいかないような展開になってきています。
 リプトンはミリスに景気づけさせられて告白の練習をしようとして誰もいないと思って「つばさが好きだ」と叫ぶ、そこをつばさに見られてしまう。そしてリプトンが以前覗き作戦のときに使った女装用装備を着ていたら、つばさがやってきて女装を見られたと勘違い。告白を聞いたつばさはリプトンを意識してしまい、リプトンはその様子は自分の女装を見たからだと勘違い。
 勘違いって、本当に恋愛漫画の王道ですね!めぞん一刻なんて勘違いが腐るほどありましたし。そして勘違いが解かれたときに結ばれたりすることがありますが、ククルカンじゃあ勘違いを解いても若干ギクシャクした感じで普通に振舞おうとするだけですからね。…緩いなぁ~。
 しかしそんな雰囲気の中で急にやってくる、つばさの思い人の友也。リプトンはつばさを諦めるのか、それとも真っ向から立ち向かうのか。そんな微妙な雰囲気の中でまた新たな謎のものが現れて、さらに新展開に向かいます。
 空間を通り抜けてやってくる謎の船と、また新たな船に乗ってやってくる謎の少女。一体それらは何を意味するのか。


5巻

いい意味で最低の表紙裏w 謎の少女と一緒に友也は帰っていく。しかしつばさは一緒についていかずに「仲間と自力で行く」と言って別れる。このシーン、いいね。つばさは「ククルカン乗り」としてもしくは自分の決意へのプライドから誘いを断ったのか、それともリプトンのことが直接的な影響だったのか。その微妙な心情の中でやけに男らしい決断を下したつばさは最高にかっこよく見えます。
 友也や謎の船が帰っていって、またもやストーリーはお気楽展開に戻っていきます。つばさが好きな女のアプリコット、そして彼女に巻き込まれたミュールの二人はつばさが本当に男かどうか調べることになります。結局はアプリコットがつばさに騙されて正体はばれなかったみたいな感じになっていったのか、最後の最後につばさが変装して風呂に入っているところで正体がばれてしまいます。
 軍法会議で銃殺とかそういう厳しい刑が待っていたと思っていたら、ただ女子部へ編入しただけで済みました。めでたしめでたし…なのか?ククルカンの醍醐味が失われてしまうんじゃないかと心配していたら、次巻から物語はそれどころじゃなくなってしまっていました。
 後、表紙裏が自分が読んだ漫画の中で最も酷い出来ですw


6巻
史上最大の作戦 6巻からは遂にこの物語の最後の目的が見えてきます。軍隊がずっと目指していた、海峡を越えてその先の大陸の様子を調べる、という「スフィア作戦」が遂に始まります。ククルカンのサブタイトル、「史上最大の作戦」はこのとき遂にそのベールを脱ぎます。
 謎の船であり人間としても実体化できるケツァルコアトルの力と、90万人の兵を総動員して大陸にある亡霊の風を無効化して海岸堡を作る、これが「スフィア作戦」です。
 しかし90万人の兵ってかなりすごいと思うんですが。これはただ他国と戦争をする、というのではなくて怪物にのっとられているような隣国を調査するのが目的ですからね。別にこの国の命運を左右するほどのものでもないようですが、それでも兵士を総動員したのはこの問題のやばさやこの時代は他の国に攻め込まれる心配とかは無かったとか、そういう背景があるんでしょうかね。
 超本格的な作戦が近づくにつれて、登場人物たちも気合を入れて準備をしています。クソ重い物をフル装備したり、「俺、戦争が終わったら…」なんていう死亡フラグ残したり。そこまで戦争直前な雰囲気ださんでもよろしいちゅーねんw


ククルカン~史上最大の作戦 6巻 (Gファンタジーコミックス)ククルカン~史上最大の作戦 6巻 (Gファンタジーコミックス)
(2007/07/27)
高田 慎一郎

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